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▼ 膝のお皿周りの痛み①・・・膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)とは

膝のお皿周りの痛みの一つに『膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)』というものがあります。

ホルモンや筋力の影響により女性に多く、特に思春期に多く発症します。

✅お皿の中心もしくは外側が痛む・・・a5fb7877213a97f0f0ccd4ab9c24bd59_s(250×187).jpg

✅曲げ伸ばしするときにお皿が引っ掛かる感じがする・・・

✅ジャンプの着地や切り返し時にずれる感じがする・・・

✅階段の下りでお皿周りに不安感が出る・・・

こんな症状があれば膝蓋大腿関節症の疑いがあります。

ここでは特徴や症状・対応策についてみていきます。


【膝蓋大腿関節症って何??】

下の図は右ひざを内側から見た図です。

膝のお皿の骨(膝蓋骨)は太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の中にあり、滑車の役割を果たしている骨です。このお皿の骨の裏側と太ももの骨(大腿骨)の前側との関節を膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)と呼びます。
膝蓋大腿関節(650×650).jpg
お皿の骨の裏側は出っ張っていて、ふとももの前の骨のお皿が通る部分はへこんでいます。このように凹と凸の関係になっているのと、横にズレないようにするバンド(膝蓋支帯)が太ももの骨の左右からお皿を止めているので大きく左右にズレるのを防いでくれています。
このお皿と太ももの骨の関係がいろいろな原因でズレて動いてしまうことによってお皿の裏側などに痛みが出るのが膝蓋大腿関節症です。


【膝蓋大腿関節症ってどんな症状が出るの?】

≪初期≫
ある動きをしたときにのみ違和感や痛み・ズレる感じなどが現れますが、その場だけの痛みで一時的です。特に階段の下りやスポーツ時の切り返しや着地時に症状が出ることが多いです。
この時期であればリハビリをしながら、テーピングやサポーターなどでお皿がズレないようにすれば運動は休む必要はありません。
この様な形でのテーピングが有効です。
テーピング(350×525).jpg

≪中期≫
この時期になると多くの動作で痛みが出るようになります。また、引っかかり感やズレる感じも大きくなってきます。このころになるとスポーツなどにより炎症が起こると動かさなくても痛みが出ることがありますが、数日休むと痛みは治まります。
この頃には痛みのため全力で運動することが難しくなります。状態にもよりますが、スポーツはテーピングなどをしながら部分的に可能な場合もありますが注意が必要です。

≪末期≫
ここまでくると膝の曲げ伸ばしだけで痛みや引っかかり感が強く出て、安静にしていても痛みが出ます。また、腫れが出たり膝に水がたまったりすることもあります。
お皿がズレて動いていなくても軟骨のダメージが大きく痛みが出る場合は手術をしなければダメな場合もあります。


【膝蓋大腿関節症の原因って何なの?】

≪原因①・・・間違った膝の使い方をしている!≫

膝がねじれた状態で曲げ伸ばしすると、太ももの筋肉に引かれた際にお皿が中心から外れて動くようになります。特に多いのは、つま先に対して膝が内側へ入る状態です。

このように膝が内側へ入った状態でジャンプしてませんか?
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このように膝が内側、つま先が外側を向いた状態で切り返したりしてませんか?
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この状態で使うと太ももの筋肉に引かれお皿は外側へズレながら動きます。それによりお皿と太ももの骨の関節が外側だけ圧迫された状態で動かすことになり、摩擦により炎症が起こり痛みが出ます。また、お皿を内側に引っ張ているバンド(内側支帯)が引っ張られるためお皿のすぐ内側が痛くなる場合もあります。
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≪原因②・・・柔軟性の低下≫

身体が固く、お皿を中心から外側へ引く筋肉が硬いとお皿がズレて動く原因になります。
下の図のように黄色で示した股関節の外側の筋肉(大腿筋膜張筋)とお尻の筋肉(大臀筋)は緑で囲った腸脛靭帯というバンドに合流して膝の下まで行きます。その腸脛靭帯は赤丸の膝の部分でお皿の外側のバンド(外側支帯)と繊維がつながっているため、ここの筋肉が硬いとお皿は外側にずれやすくなります。
腸脛靭帯(750×750).jpg

≪原因③・・・筋力が弱い≫

お皿を支えている筋肉である太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)、特にその中の内側広筋の筋力が弱いとお皿を中心に維持できなくなります。
また、膝が内側に捻じれないようにお尻にある中殿筋の筋力も重要です。
内側広筋(300×459).jpg中殿筋()320.jpg


≪原因④・・・骨盤や下半身の関節の歪み≫

骨盤や下半身の関節の歪みがあることによって、膝がねじれた状態になってしまっていいることがあります。
この場合は自分のみで対処するのは難しいので専門家に診てもらうのをお勧めします。


【痛みを取るためにはどうすればよいの?】

初期であれば膝とつま先がまっすぐに動くように意識しながら、テーピングで様子を見ても改善する場合があります。
しかし、1週間以上痛みが続いたり、徐々に痛みが増すようであれば早めに専門家への受診をお勧めします。

当院では、痛みに対する対処療法ではなく、一人一人の原因を見極め根本的な身体の問題に対して施術していきます。痛みを取るだけではなく、原因をしっかりと改善するので再発も防げます。
共に身体の機能を取り戻し、正しい動き方でスポーツに打ち込めるようになりましょう!

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